入院つれづれ日記 -妄想族ふわふわ・初代族長 たけだゆうこー

ふざけたタイトルになってしまいましたが、たまにはいいですよね。
意味のない、ふざけたことを呟いても。

私はここ2日ほど少し調子が良いです。
頭はフラフラしていますし。。本調子、というわけにはいきませんが、少し日常を取り戻しつつあるような。そんな感じです。

今日はお天気も最高に良いですしね。
梅雨はどこへ行ったんですか?
病院では新聞やテレビなどには全く触れないため、お天気やニュースなどの昨今の世界の情勢がいまいち分かりません。

昨日かな。。。
看護師さんに「長い入院になってますけど、退屈ですか?」と聞かれました。
血を抜かれながら
「ううん。ゆっくりしよっかなーーー、って感じです。」と答えました。

みなさんに頂いたお見舞いの言葉にもあるように、これは神様が私にプレゼントしてくれた時間だと思っています。
体力があるから、アイデアが湧いてくるから、仲間がいるから、私はずっと風のように動いてきましたが、今は風ではなくて、土でいる。笑。
土をゆっくりゆっくり柔らかくして、余分なものをどけて、ふかふかになる時間です。。


「妄想族ふわふわ」メンバー若干1名。
妄想が大好きな私が入院生活というゆったりとした時間を使って、妄想を織り込みながらどんな風に過ごしているのかを、今日はつれづれと書いていきたいと思います。

数年前に、インド・デラドゥンにてパンチャカルマの病院にステイして、治療を受けたことがあります。
日本のように「病気になった→薬や手術などの対処療法」ではなく、病気になる未病の段階で、肉体も精神も健康になるための、浄化法というか、アーユルヴェーダの治療のための病院です。
すごく素敵なステイで、身も心も軽くなったのを今でも鮮明に覚えています。

今ここ日本での入院生活も、インドの施設で過ごしていたように、自分が大切で心地よいと感じることに沿って、静かにゆったりと過ごしています。
とっておきの時間、みたいに。
普段だったらめったに会えないような友人や仕事関係の方々、親類・家族など、一気に会えちゃうんだから、ある意味とっておき。


朝は6:00に起床です。
ラッキーなことに窓際のベッドですので、レースのカーテンのみにしてあります。
朝になり太陽が昇れば外が明るくなり、自然に目が覚めていきます。昨日の夜は大きなお月様がきれいだったなー。

血圧や体温・血糖値などをチェックしてから、朝のお散歩に出かけます。
私の朝のお散歩コースは、ここ↑

コンクリートの病棟の建物の自動ドアから出て、まずは明るい太陽の光をからだいっぱい浴びるんです。
大きく伸びをしながら、太陽や大きな木々に「おはよーーー!」(小声)とあいさつすることの、気持ち良さったらありません。


それから、ゆるゆるヨガチックな体操をします。
これもインドのアーユルヴェーダ施設風です。
呼吸を大切に、身体が動きたい方向に動くように、木が風になびくのに習って、ゆらゆら動きます。少し筋トレもします。
やっぱりベッドに寝ている時間が長いので、からだが縮こまる実感はあるし、筋力が落ちている感覚もありますし、呼吸も浅くなっています。
大きな伸びをすると
からだや心がメキメキと伸びていく、エネルギーが巡り始めるようです。

からだを少し緩めたら、今度は緑とあいさつです。


「おはよう」と毎日話しかけています。
植物が元気だと、私も元気になります。
太陽が暖かいと、私も暖かくなります。
お花がきれいだと、私の目もきれいです。
これは妄想ではなく、事実なんじゃないかなーーー。

なんか、長く入院しているというとどうしても暗く湿っぽいイメージかもしれないんですけど、当の本人は意外とあっけらかんとしているというか、恵まれてるこの環境に感謝しつつ過ごしている感じです。
もちろん病気だから、きついし苦しいこともあります。

だけど、きれいなベッドにごろごろしてて、栄養を考えたご飯を毎日しっかり食べられて、差し入れのスパイスたっぷりニンジンケーキもペロリとたいらげ、治療もちゃんと受けられてて、みんなと会えて話ができる。
お散歩にも行けて気持ち良い!と感じることができる。

これは妄想の範囲ではなく、ある意味とっておきで大切な時間なんだと思います。


この視点分かりますか?
そうです、抱きついているのです。
エネルギーをもらえるような気がします。もし私のエネルギーもお気に召したら、どうぞもらってください、と思いながら抱きつきます。

そういえば昨日は、セラピストの仲間がお見舞いに来てくれました。
暑い中、自転車に乗って、汗をかきながら、会いに。マッサージしに。
やっぱり施術者は、こういう気持ちがある人なのだ、と再認識しました。
お休みの日に、わざわざ私のことを慮って出かけてくれ、かちかちに硬くなった背中をやさしくマッサージし続けてくれたのです。
しばらくすると私の背中はぽかぽかになり、心も体も軽くなりました。
人の手の暖かさに触れることは、ボディワークの原点。
クスリの治療では届かないところに触れてくれます。
毎朝抱きつかせてもらうこの木さんも、同じように私に暖かさを分けてくれます。
エネルギーが交流することは、とても大事なことなのです。

あと、アロマセラピストの友達は、手作りのアロマクラフトを持って会いに来てくれました。ドライラベンダーのアイピローには毎晩癒されてます。ラベンダーのせっけん毎日使ってます。
癒しの効果が高いラベンダーをふんだんに使って、手作りギフトを作って持ってきてくれた。
その気持ちがなによりセラピスト。
その優しい気持ちに、私の気持ちもふわふわと暖かくなり、和らいでいきました。


今朝のアジサイです。
どうしてこんなにきれいな色なんだろう。
鮮やかなようでくすんでいるようで、目を引くけど派手じゃない。
そういえば、病院の中では七夕の飾りを見つけたなーーー。
アジサイがあって、もうすぐ七夕。夏ですね。
アジサイ。七夕。夏。


朝のお散歩から帰ると、まだ皆さんはベッドの中ですやすやお休み中です。
私はひとり、レモンミントのハーブティか、レモンのはちみつ漬けをお湯に溶かしたものをゴクリ。とします。
これらはどちらもお見舞いで頂いたものです。みんな私の好みを分かってるー。

このティータイムもインド風。朝食の前に、レモン水をとる。

BGMはその日の気分によって変えますが、静寂の場合もあるし、音叉の時、ピアノの時もあるし、波の音や鳥のさえずりのこともあります。
誰もいないティールームに行って、朝のお茶時間。
まるでリゾートにいるかのようにのんびりと、朝日を見ながら過ごしています。笑。


でね、朝食を頂いたら、お薬の時間です。
お薬が強いので、飲んだ後はしばらくクラクラします。
なのでお薬の後はベッドにゴロン。これもインド風。疲れた時やぐったりしたい時は、ちゃんとぐったりする。

それが落ち着いてきたら、カルガモウォッチングです。
小鴨が日に日に成長していくんですよ。小さな成長に力をもらいます。

そんなこんなで午前中が過ぎていき、午後はお見舞いに来てくれた方々とおしゃべりをしたり、ベッドの上でヨガしたり、瞑想したりして過ごします。

ドクターがベッドまで来てくれる回診も毎日ありますが、そのタイミングでヨガしていることも多く、その様子を見て、この前は教授が「みんなヨガするべきだね」と若いドクターたちに進めていました。

入院している人や、体力が落ちる心配のある人、病気を抱えている方にも、ヨガが広まっていくと良いのにな、と思っています。
絶対に必要。

先々そういう活動も出来るかな。

さて、今度調子のよいときには、企業様と関わるヨガの活動について
書いてみようと思います。

これも今後の活動の柱にしていきたいことのひとつです。

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